3月3日「ひな祭り」に聴きたい吹奏楽作品

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初めて書きます。
これからよろしくお願いします!

さて、今日は3月3日ひな祭り
ひな祭りといえば、女の子の成長を願う行事として多くの人に親しまれています。

今回は、せっかくの機会ですのでそんな「ひな祭り」や、本日の主役「女性」をテーマにした曲を紹介していきたいと思います。

雛祭り幻想 / 酒井格

ひな祭りの原型は、子供の成長を願い、人形を子供の身代わりにして
海や川に流して穢れをとる「流しびな」と言われています。
この曲は、その「流しびな」に着想を得て書かれたそうです。

「あかりをつけましょ ぼんぼりに」の歌詞で有名な河村光陽さんの「うれしいひなまつり」と
三宅延齢さんの「ひなまつり」の旋律が素材として使われていて、
タイトルにあるように、幻想的な雰囲気の中で華やかな旋律が繰り広げられます。

まさに本日がテーマの作品。
ひな人形に思いを寄せて、是非聴いてみてください。

ちなみに、作曲者の酒井格さんはこの曲以外にも、「たなばた」「七五三」「おおみそか」など
日本の年中行事をテーマにした曲を書いているので、これらも行事に合わせて聞いてみると面白いかもしれませんね。

丘の上のレイラ / 星出尚志

タイトルの「レイラ」は女性の名前ですが、特定の人物を表しているわけではなく、
象徴的な存在である、と作曲者は述べています。

静かな導入部に続き、クラリネットによって「レイラのテーマ」が歌われます。
この「レイラのテーマ」がとても美しく印象的です。
舞曲風な場面やテンポの速い場面を経て、再び「レイラのテーマ」が力強く演奏されて、
曲は幕を閉じます。
優しさ、穏やかさ、爽やかさ、そしてほんのちょっとの切なさ。
色々なレイラの姿が描かれます。

レイラは幼い少女かもしれないし、老女かもしれません。その解釈は聴き手に委ねられています。
私はこの曲を聴くと、白い帽子を被った女の子が頭の中に浮かんできますが、
皆さんはどのようなレイラの姿をイメージされるのでしょうか。

優しい花たちへ / 高昌帥

この曲は、作曲者を取り巻く全ての女性的な存在(人物だけではなく女性名詞的な自然や観念、事象も含む)への愛と感謝を表現しているそうです。

曲を通して優しく大らかな旋律が歌われ、途中一抹の不安を感じる場面もありますが、
穏やかな旋律が不安を晴らしてくれます。
私は女性への愛情や優しさに溢れたこの曲を聴くと何だかホッとした気持ちになります。

特定の場面や情景を描写している曲ではないので、聴き手の数だけ物語が生まれます。

皆さんの周りの女性(的な存在全て)といえば何でしょうか。
せっかくの日ですから、この曲を聴いて、そんな“女性”に思いを馳せてみるのもいいかもしれません。

—-
いかがでしたか。
今回は初回ということで悩みつつも、「ひな祭り」と「女性」をテーマにした吹奏楽曲を簡単にご紹介いたしました。

今後も様々なテーマを持った曲をご紹介していけたら、と思っています。
どんなテーマがでるか、お楽しみに。

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